砂金すくいのごとく座りの良い言葉をみつけなきゃ、オイラ。
営業という仕事柄、日常的に企画書を作成している。本日、プロコーチの資格をもつ同僚と渋谷で案件打合せ時のぐさっと刺さった一言、
「菊森さん、企画書のページ数を半分に、1枚当たりのslideの文字数を半分にしてみませんか?」
「•••。えっ、企画書の文字数を1/4にするってことだよね•••。」
「そうです。」
確かに僕は企画書の文字数が多い。なんで多くなるのか?企画書をゼロから机上で作ることはほとんどなくて、電車の中、風呂の中、布団の中、兎に角あらゆる所で案件の事を考える。※ちなみに勝負案件の場合です。
すると、あっ、これはこう伝えるとよいなとか、こんな絵柄で見せると分かりやすいなとか、思いつくことが多くて、結果、すべてを盛り込みすぎるからかと認識。
で、なんでなんでも盛り込んじゃうの、僕?と深度深く自問して切り込むと、
- せっかく思いついたんだから伝えたい(相手無視の自己満足)
- 言葉を削ぎ落として伝えたいメッセージを結晶化する工程がしんどい(手抜き)
- 言葉を結晶化した場合に相手のツボをはずすかもという恐れ(言葉の銃弾爆撃を行えば何かひっかかるかもという安心を得たいため)
その後、特に3を考えた。じっくり。ねっとり。
すると、言葉の結晶化は、私の考えがシンプルに伝わるので、相手のツボをはずした・はずしてないが瞬時に明確になる、めっちゃ大きなメリットがあることに気づいたんです、はい。
はずしたら、その場で、何をはずしたのか、相手のツボはなんなのか、対話ができてより深く相手の想いや考えを理解できるやんけ!
大量の言葉は、自分のメッセージが曖昧になり、当たらずと雖も遠からず、帯に短し襷に長しの状態を相手に置いてしまっていたんだと(たぶん)。
だから、提案後、如何ですか?と確認しても、的確なフィードバックがもらうことを難しくしているんだと(たぶん)。
ということで、とっても長くなったけど、同僚のアドバイスをもとに、
砂金すくいのごとく(自分のメッセージを伝えるための)座りの良い言葉をみつける訓練を自分に課してみようと思います!
※ Iさん、貴重な気づきをありがとうね!